コーポレートメッセージ
企業も個人も進化し続ける時代へ
私たちは、創業以来100社近くの組織の変革やトランスフォーメーションに携わってきました。Covid-19を経て、社会が激しく複雑に変化するVUCAの時代に生きることが、より一般的になりました。企業も個人も、正解なく変化し続けることが、もはや日常になりつつあります。
人を管理する発想の「組織を変える」方法を刷新したい
しかし、必要不可欠なはずの「組織を変わる」方法は、多くの企業で産業革命時代の管理的な発想を引きずったままなようです。
人に危機感を煽り、正解を与える。目に見える数字と成果だけを見る。現状を否定し、固定的な理想像と比較する。
これらのアプローチは、一定の効果はあるものの、残念なことに、人が自ら変わる力を損ない、長期的には形骸化やリバウンドの起きやすさを抱えています。時には、変革の担い手に傷や諦め、しこりを残すことも。
身の回りの変化から、会社全体が進化できる希望
私たちは、自分の身の回りの変化から、会社の変化を促していけるという希望を社会に広げたいと思っています。全ての命が環境に合わせて変わる力を持っているように、組織という生命体にも、その力が備わっています。
生命体は、細胞全てがセンサーを働かせ、適応しながら互いに共鳴し、成長を遂げていきます。
同じように企業も、一人ひとりが当事者になり、身の回りから変化を体現することで、企業と共鳴し、進化することができる。
簡単ではないですが、そんな変革が可能だと実感しています。私たちは、組織の進化を志す皆さんを支援し伴走します。
橋本 洋二郎
社名について
会社名の由来:ToBeingsは、私たちの3つの願いから付けられました。
“ToBe”
夢や希望、可能性:人々が自分の内側の想いから夢や希望、可能性を広げること
“Being”
あり方:人々のあり方を見つめ、ありのままの素晴らしさや、固有の存在意義を見出すこと
“S”
つながり:誰もが、組織や社会全体の大きな目的や意味とつながっていると感じられること
大切にすること:体現者であること
体現者であること(Be the change you want to see in the world.)は、マハトマ・ガンジーの言葉と言われています。
私たちは、組織のあり方としてもファシリテーターのあり方としても、体現者であることを大切にしています。
「自分たちが理想の組織やファシリテーターである」という意味ではありません。むしろ、自分自身を実験台にしたり、現場で起こるリアリティを読み解く素材にすることで、体現したいと思っています。
組織のあり方については、例えば働き方に関しては、2016年からフルリモートや週休3日制を始めました。また、代表者も含め全員がパラレルワーク(代表は有機野菜販売、他のスタッフはコーチやNPOスタッフなど)を実現するなど、未来の組織のあり方を実験し、そこから生まれる沢山の問題に楽しみながら取り組んでいます。
ファシリテーターとしても、自分たちがぶつかる葛藤や対立に取り組み、そこから学ぶことを習慣にしています。ありがたいことに、多くのクライアントから、組織的な問題の背景にある心理や関係性の見立てを評価いただきますが、実は同じような苦労や失敗を経験しているだけなのです。
生身で経験してきたからこそ、共に乗り越える伴走者であれると信じています。